アイルズの『殺意』、クロフツの『クロイドン発12時30分』と並んで三大倒叙と呼ばれる本書。「倒叙」というカテゴリの推理小説は、その性質上比較的衝撃的なドンデン返しを求められる傾向にあるのですが、この小説は極めて鮮かに奇襲を喰らわせてくれます。三大は伊達ではないという事でしょうか。
2005年12月18日
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