2012年01月19日

Brompton P5R

Flickr photo

 購入当初のMハンドルを半年程でオレンヂジュースのローハイトハンドル(現在は楽式操舵棒という名前に変更された)に替え、長らく愛用していましたがPハンドルを試してみたくなったので、ハンドルとステムを取り寄せて交換してみました。

 Mハンドル(或いは楽式操舵棒)からPハンドルへ交換するのに必要な部品は以下の通りです。

 さてPハンドルですが、Mハンドルよりも更に撓りますね。ハンドルパイプの全長はMよりも長いので当然と言えば当然です。それとステムがMよりは前方に屈曲しているので、ハンドリングが重くなる一方直進安定性は増します。

 下ハン部分に補助ブレーキレバーを付ける改造は、メーカー非推奨な上に色々と工夫が必要で大変そうです。気が向いたらやってみようかと思います。

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2012年01月06日

Bromptonのダイナモ、巡り巡ってハブダイナモへ

Schmidt Hubdynamo on my Brompton's front wheel

 Bromptonではずっとボトルダイナモを愛用してきましたが、様々な要因が重なり終にSchmidtのハブダイナモを導入しました。

 僕のボトルダイナモの使用遍歴は以下の通りです。

  • 2008年2月 Brompton M3R購入。この時点でAXAのボトルダイナモが装着されていました。
  • 2009年6月 AXAのダイナモが壊れた(電圧が安定しなくなった)のでBusch and MullerのDymotec 6に交換。同時にダイナモのステイもスロット穴の物に交換しました。
  • 2010年10月 Dymotec 6は抵抗が軽くて良いのですが軽すぎて雨中の走行でタイヤが濡れるとダイナモのローラーが空転してしまい発電できないという問題があったので、Nordlichtのダイナモに交換しました。
  • 2011年5月 NordlichtのダイナモはDymotec 6程では無いものの抵抗も軽く、雨で空転する事も無かったので良かったのですが、ステイのL字金具にひびが入るという問題が発生しました。ひびの原因は不明。経年劣化でしょうか。取り敢えずスロット穴のステイに交換する前のステイが余っていたので、それに戻して使い続けました。
  • 2011年11月 再度ステイのL字金具にひびが入るという問題が発生しました。前回からの期間も短いですし経年劣化というよりはNordlichtのダイナモに問題があるのかもしれません。僕以外にもNordlichtのダイナモを使用していてL字金具が駄目になったという事例もあるようです。

 そもそも僕がハブダイナモを使わずにボトルダイナモを使い続けていたのは、前ハブに装着しているPantourのサスペンションハブが気に入っていたからです。

 しかしそのサスペンションハブでも問題が発生していました。2010年の10月に、それまで使っていたサスペンションハブのエラストマーが劣化してきたので交換しました。その後半年程問題無く使い続けていたのですが2011年6月にエレストマーが裂けてしまったので予備に交換しました。すると続けて1ヶ月で新品のエラストマーが裂けてしまいました。また予備に交換したのですが今度は2週間もしない内に同じくエラストマーが裂けました。最初は自分のエラストマーの装着方法が間違っているのかもしれないと思って、英語サイトまで含めて色々調べたのですが装着方法自体は合っていそうでした。

 このエラストマーの連続断裂現象は解決する方法も思い付きませんし、そもそもこんな事が発生してしまった後では安心して使い続ける事ができません。ボトルダイナモ側にも問題が発生していたので、いっその事と思いハブダイナモにしてしまう事にしました。幸い前照灯はハブダイナモに対応しているBusch and MullerのLumotec IQ Cyo R Senso plusです。

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2011年12月01日

Bromptonのハンドルクランプ部の螺子破損に関する顛末

 昨今の自転車に使われている螺子はミリ螺子という種類の螺子です。その中でもM4、M5、M6(それぞれ螺子山部分の直径が4、5、6ミリ)の物が自転車では多く使われています。通常使われるものだとM6の次はM8というサイズになるのですが、Bromptonのハンドルクランプ部には何故かM7というかなり特殊なサイズの螺子が使われています。M7の螺子は螺子の専門店でも置いている事は少なく一般にはあまり流通していません。

 自分のBromptonのハンドルをあれこれ弄っている内に、このM7螺子の山を舐めてしまったので交換する必要が出てきました。

 Brompton本社は、保障については以下の様に明記しています。

All new Brompton bicycles purchased on or after 1 April 2002 are covered by a 5-year unlimited mileage warranty for the main frame components, commencing from the date of sale. Other non-wearing parts on your bicycle (crank arms, brake calipers, mudguards, etc.) are covered by a 2-year warranty.
"Brompton Warranty Terms and Conditions" PDFファイルより

 ハンドルクランプの螺子が「the main frame components」なのか「Other non-wearing parts」なのか判別としませんが、取り敢えず販売店を通して代理店であるミズタニに『この螺子を補修部品として取り寄せる事は可能か』問い合わせてみました。

 1週間程で販売店経由で『螺子だけでは取り扱かっていない』と返答を受けました。そう言われてもステムごと交換するわけにもいかないので、Brompton本社に問い合わせてみました。ミズタニに問い合わせた経緯を含めて英文で正確に伝えられる自信が無かったので、問い合わせ用の英文作成にはXinyiさんに助力を求めました(Xinyiさん、ありがとうございます!)。

 すると、翌日には返事が来ました。回答の内容はざっくり言うと「交換用の螺子は直ぐに送付します。しかしステム側に切ってあるメネジが駄目になっている可能性もあるので注意して下さい」との事。それか1週間程で交換用の螺子が予備を含めて2つ送られてきました。保障の範囲内という事なのか無償です。

 Brompton本社の対応は彼らが謌っている保障内容からすれば当然の事をしただけなのかもしれませんが非常に気分の良い対応でした。他方で代理店であるミズタニの対応には眉を顰めざるを得ません。もうちょっとしっかりしてほしいものです。

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2011年11月18日

Bromptonの螺子の謎

 日本で流通しているBromptonは2010年位までは各所にマイナス頭の螺子が使われていました。僕が散見する限りでは2011年以降のモデルではマイナス頭の螺子が使われていません。

 マイナス頭の螺子が使われているのは以下の箇所です。

  1. 右フォークに泥除けステイ止める螺子↓

    右フォークに泥除けステイ止める螺子

  2. フレームにイージーホイールを止める螺子↓

    フレームにイージーホイールを止める螺子

  3. フレームにリアキャリアのステイを止める螺子(キャリア無しモデルであれば後泥除けのステイを止めるネジ)↓

    フレームにリアキャリアのステイを止める螺子(キャリア無しモデルであれば後泥除けのステイを止めるネジ)

  4. リアキャリアにボトルダイナモ用ステイを止める螺子↓

    リアキャリアにボトルダイナモ用ステイを止める螺子

  5. リアキャリアにイージーホイールを止める螺子↓

    リアキャリアにイージーホイールを止める螺子

  6. リアキャリアに尾灯用のL字金具を止める螺子↓

    リアキャリアに尾灯用のL字金具を止める螺子

 マイナス頭の螺子は作業効率が悪い(ドライバで回していても回転の中心が簡単にずれるので上手く回し難い)ので全部六角穴のキャップボルトに交換しました。それぞれの螺子のサイズは以下の通りです。

  1. M5x10(あればM5x12がより良い)
  2. M6x30(多分M6x25でも大丈夫、入手可能なら極低頭螺子が良い)
  3. M5x15(キャリア無しでここで泥除けのステイを止めている場合M5x20が必要かも)
  4. M5x15
  5. M5x35(場合によってはM5x30やM5x25でも大丈夫)
  6. M5x15

追記

2番のフレームにイージーホイールを止める螺子以外は全てナット止めなので、ナットを通常のナットから緩み防止のナイロンナットにするとより良いです。

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2011年07月24日

自転車のメンテナンス

 最近僕の友人で趣味としての自転車を初める人が多いので、しつこく勧めた側とし諸事を説明しておくとしましょう。

 快適な自転車走行を求めるならば車体の定期的なメンテナンス無しにはいられません。最低限必要なメンテナンスは2つです。

1. タイヤの空気圧管理

 タイヤにはそれぞれ適正な空気圧というのが決められています。大抵タイヤの側面にその数値が書かれているのでそれが参考になります。
 走行するペース(1週間で平均何km走るのか)にもよりますが、週末のみ走る人でも2週間に1度はタイヤに空気を入れ直す必要があるでしょう。通勤で毎日乗るのであれば週1回程度は必要になると思います。

2. チェーンへの注油

 チェーンの油が切れると錆びが進んでしまう事はもちろん、ギアやチェーン自体へのダメージも増えます。また走行抵抗も増大してしまうので、定期的な注油は必須となります。自転車用の油は、オイルとグリスの2種類に分かれます。オイルは比較的サラサラした所謂機械油です。グリスはハンドクリーム程度の粘性の物を言います。グリスは概ねベアリングがある部分に使うものなので、通常はオイルだけで十分です。チェーンに注油するのもオイルになります。
 オイルにも色々な種類があります。耐水性、持続性、粘度といった面で違いがあります。耐水性は読んで字の如く、水に対してどの程度強いかです。雨の中2時間走行しただけで殆ど流れてしまうような油もあります。持続性は1度油を差してから油切れになるまでどの程度かかるかです。粘度は油がどれくらいサラサラしているかです。粘度が低いもの程隙間に浸透し易くなります。また粘度が低いと油に砂や埃が付着しにくく油面が汚れ難くなります。そして概ね耐水性、持続性、粘度の3つの要素は比例関係にあります。
 またオイルに対して、ドライとかウェットとかという評価がありますが、ドライとはサラサラしていて粘度が低く汚れが集り難く耐水性の低い事、ウェットとはドロドロしていて粘度が高く汚れが集り易いものの耐水性の高い事を差します。

 オイルを選ぶ場合は容器の善し悪しも重要で、中にはかなり使い難い容器に入った物もあります。

 お勧めのオイルはワコーズのメンテルーブです。耐水性、持続性、粘度はやや高い部類ですが意外と浸透性が高く細かい部分への注油も可能です。なによりも容器のスプレー缶が非常に使い易いのが良いでしょう。1本で済ますならこれが良いと思います。

 タイヤの空気圧管理、チェーンへの注油、この2つさえ欠かさずやっておけば概ね大丈夫ではありますがもう1つやっておくとより良い事があります。

3. 洗車

 洗車といって大した事は無く、埃や泥汚れを雑巾で拭き取るだけでも十分です。油汚れが気になるなら油落し(ディグリーザーと呼ばれる)を使って拭けば綺麗になります。リムのブレーキパッドが当たる面の汚れを落せばブレーキの利きも良くなります。
 重要なのは自転車を綺麗にする事自体ではなく、洗車する過程で自転車を観察して傷や故障を早期に発見できる事です。時折はネジの緩みなども気を配ると尚良いでしょう。自転車の各種ネジは通常のプラスネジではなく六角のものが使われている事も多いので1つ自転車用携帯工具(十徳ナイフ状の折り畳み式工具)と小さめのモンキースパナを持っておけば必要最低限の道具としては十分です。

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2011年05月24日

自転車購入時の注意

 最近僕の周囲でも高価な自転車を購入する友人が増えている――僕自身が勧めている部分も多々あります――ので、高価な自転車を購入する際の注意点を纏めておきます。

●購入する店について

 自転車の構造について知悉しているのでなければ、通販は避けましょう。価格を比較してみるとウェブ上のみで販売しているような店で通販するのが一番価格は安くなりますが(値引率が大きい)、問題点が多々あります。

 一つは、購入した自転車に問題があった場合です。購入直後ならば返品も可能ですが、しばらく経ってから問題が発生した場合修理などを購入店に依頼する事ができません。
 また自転車は完成車販売の場合、メーカから販売店に送付する段階では7、8割方の部品を組み付けた状態で、残りは販売店で組み上げる事になります。値引率が大きいウェブ上の店の場合こういった組み上げ時に手を抜いてコストを下げ販売価格を落している事があります。例えばあまり技術の無いアルバイトが組み付けしていたり、メーカが組み付けた部分の再確認を行なわなかったりするわけです。
 中には手を抜かずにやっている店もあるかもしれませんが、実店舗が無い以上組み付け精度などは購入するまで確認できません。

●購入後に必要な物

 高価な自転車の場合ママチャリなどと違って、完成車で購入しても必要な装備が全て揃っているわけではありません。概ね以下の物は別途購入する必要があります。

▽前照灯

 日本では自転車に前照灯(フロントライト)を装備する事は法律で義務付けられています。日没後は前照灯の点灯も義務です。例え商店街の様な街灯が明い場所でも点灯の必要があります。
 前照灯には色々な種類の物がありますから自分の好みで選んで下さい。但しJISの規格(JIS C 9502 自転車用点灯装置)で中心部の最低光度が定められており400カンデラ未満のものは前照灯の要件を満しません。また点滅状態では前照灯と認められません
 電池式の前照灯であればCATEYEの『HL-EL010』がお勧めでしょうか。単三電池1本で稼働するので楽です。

▽尾灯もしくは反射板

 これも法律で義務付けられています。尾灯(テールライト、バックライト)は赤色、反射板は赤もしくは黄色でなければいけません。

▽錠

 盗難を防ぐ為にもワイヤー錠が1つは必要です。強度が高い程盗難の危険は減りますが、強度と重量は比例するので両者のバランスで自分が納得出来る物を選べば良いかと思います。
 高価な自転車の場合、ホイールは工具不要で非常に簡単に外せる場合も多いためホイールとフレーム両方を上手く止められる程度の長さは必要かと思います。また、動力工具さえあれば頑丈なU字ロックですら数分で破壊できてしまいます。錠も重要ですが、どこに止めて置くかも大切です。概ね人目に付く場所の方が盗難の危険は減ります。

▽空気入れ

 高価な自転車の多くは、ママチャリ等とは空気を入れる金具(これをバルブと呼びます)の形状が違うため別途空気入れを用意する必要があります。バルブの形状は以下の3つが多く流通しています。

  • 英式(ウッズ)バルブ

     ママチャリなどで使われている物です。日本では最も普及していると言えるでしょう。

  • 仏式(フレンチ)バルブ

     ロードレーサやクロスバイクはこの形状の物が多いです。

  • 米式(シュレーダ)バルブ

     マウンテンバイクやBMXで使われています。自動車のバルブもこれです。またBromptonも標準で付いているのはこのバルブです。

 空気入れには携帯用――インフレータと呼ばれたりする――と据置き用――フロアポンプと呼ばれたりする――の物があります。まずは据置き用が必要です。3種類のバルブ全てに対応してい物もあれば、どれか1つ専用の物もあります。
 自転車ではタイヤの空気圧管理が重要です。空気圧が適正――タイヤによって適正空気圧は異なります――よりも低いと摩擦が増え走行に余計な力が必要になりますしパンクの確率も上昇します。従って空気入れは空気圧計が付いている物を購入するようにして下さい。そうでなければ別途空気圧計を購入すると良いと思います。
 お勧めはSHIMANOの『PROフロアポンプHPコンペティション』でしょうか。価格も手頃です。

▽ベル(警音器)

 これも法律で装備が義務付けられています。但し、装備は義務付けられているもののベルを鳴らして良い状況も法律である程度規定されています。間違っても歩道で歩行者を退ける目的で鳴らしてはいけません。

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2011年04月10日

自転車にまつわる誤解

 ウェブを徘徊して自転車(主としてBrompton)について書いてある文章を読むと、時々以下の様な誤解を見掛けます。

  1. 曰く、小径車は向い風に弱い
  2. 曰く、小径車は上り坂に弱い
  3. 曰く、小径車は漕ぎ出しが軽い
  4. 曰く、内装変速機はペダルを漕いでいる時に変速できない

 これらは全て間違いか不適切な表現です。説明します。但し以下で論じるのは、ある一定以上の品質で設計された自転車のみを対象にします。ホームセンタで販売されている安かろう悪かろうな自転車や、ママチャリといった物は考慮していません。

(1)小径車は向い風に弱い

 向い風に強いか弱いかは、その自転車の前面投影面積によります。前面投影面積というのは要するに自転車を真正面から見た時の大きさです。これが大きい程風を受け易い訳ですから風の影響をより強くなるわけです(帆が小さい船と大きい船を想像してみましょう)。
 さて、小径車と非小径車(例えば700Cのロードレーサ)の前面投影面積を比較してみましょう。小径車と非小径車の差を明確にする為、ここでは乗っている人、ハンドル、ブレーキアーチといった物を除外して、ヘッドチューブ、フロントフォーク、タイヤの3つの部品のみの前面投影面積を比較します。またタイヤが小さくなった場合の影響を明確にするため、フォークの長さは700Cのフォークと同じだとします(実際こういう設計の小径車もあります。KHSのマンハッタンとか)。
 単純化した図が以下の物です。

図1. 前面投影面積

 左が700Cで右が小径車です。これを見れば明かですが、前面投影面積は小径車の方が小さいのです。従って小径車は向い風に強いと言えます。

 『小径車は向い風に弱い』という誤解があるのは、恐らく多くの小径車がハンドル位置が高く設計されており、乗る人間が前傾姿勢を取る事が出来ず人間の体まで含めた前面投影面積が大きくなる傾向が強いからでしょう。
 しかし、小径のロードレーサという設計の自転車であれば人間の体まで含めても前述の通り前面投影面積は小さくなるのです。風の影響について正しく表現するならば『小径車であるか無いかに関わらず前傾姿勢になる自転車は風の影響を受け難いと言える。小径車ではハンドルが高く設定される事が多く前傾姿勢を取り難いため風の影響も強くなる』という所でしょう。

(2)小径車は上り坂に弱い

 『小径車は下り坂に弱い』なら正しいのですが、上り坂に弱いというのは謎です。一体どういう理屈なのか想像すらつきません。

 上り坂に於いて重要なのは、概ね重量とギア比です。小径車というのは単純に比較すると車輪の大きい自転車よりも重量は軽くなるのでこの点では有利です。ギア比については、外装変速機ならフロントチェーンリング、リアスプロケットの組み合わせ(内装変速機ならばそれらに加えて内装ギア比)で決まるので小径であるかどうかは無関係です。

(3)小径車は漕ぎ出しが軽い

 漕ぎ出しの軽さ(漕ぎ出すのに必要なエネルギィの小ささ)に対して支配的な要素は、ひと漕ぎ進む距離です。この値は、ギア比(フロントチェーンリング歯数とリアスプロケット歯数の商)とタイヤの周長の積で決まります。殆どの場合小径車はひと漕ぎで進む距離が700Cのクロスバイク等と同程度になる様に高いギア比が設定されています。フロントチェーンリングが大きいかリアスプロケットが小さい、或いはその両方です。
 例えばBD-1 Speedならタイヤ周長は1840mmでフロントチェーンリングは54T、リアトップは9Tですからトップギアで漕ぐとひと漕ぎで8040mmです。これは700x23Cのタイヤでフロントチェーンリング50T、リア13Tの場合の8061mmとほぼ同じ値(差は0.3%未満)です。Bromptonの6速モデルであれば、トップギアであれば7910mmです。

 タイヤ径が小さければ回転モーメントが小さくなるので漕ぎ出しが軽いのではないかと言う人がいます。実際に回転モーメントを計算してみればわかりますが、例えば700C(ほぼ27インチ)と16インチWOのタイヤの場合で、回転モーメントの差が漕ぎ出しに必要なエネルギィの差に与える影響は極微(1%未満)です。しかしまあ1%未満とは言え、影響が無くは無いので完全に間違いとは言えませかね。

(4)内装変速機はペダルを漕いでいる時に変速できない

 これも表現が不適切ですね。正確にはリアスプロケットにトルクが掛かっている時は変速できない、です。ですからペダルを空漕ぎしている分には幾らでも変速できます。というか寧ろ変速する為には、空漕ぎ(少しならトルク掛かってもOK)が必要です。完全に静止した状態で変速レバーだけ弄っても変速はしません。

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2011年04月09日

Brooks Professionalサドルが壊れて修復した件

 3月24日自転車通勤の帰路でBromptonに着けているBrooks Professionalのサドルが壊れました。サドル先端にある革とレールを止めているボルトが折れたのです。その時の写真はFlickrにアップロードしてあります。

先端の革がレールから外れてしまっている写真

壊れていないBrooks Team Proと壊れているProfessionalの比較をした写真

 その日は輪行で帰宅しましたが、既に15000km以上も乗り込んで革が馴染んだBrooksが壊れたのはかなりショックでした。幸いBrooks Englandのサイトでは細かい補修部品も1つ1つ一般向けに販売しています。
 自分で修理出来るかどうかは兎も角、折れたボルトを通販で購入してみました。TENSION PIN & NUT ASSEMBLY 70MMという部品です。

 1週間程で部品は届いたのですが、どうやってみても自分で嵌める事は出来なかったので日本に於けるBrooksのトップレベルのディーラーであるF.I.G. bike Daikanyamaに持って行きました。

 店長らしき方に相談し壊れたサドルと通販で購入したボルトを預けて修理してもらう事になりました。それが4月3日先週の日曜日。その時の話では代理店に送って修理するという話でしたが、翌月曜日の14時頃にF.I.G. bikeからメールで連絡があり、なんと直ったと! 代理店に電話して下さったそうなのですが、代理店でも特別な治具は無く強引に嵌め込むだけのようだったのでF.I.G. bikeの店員の方が手早く修理してくれたようです。

修理が完了したBrooks Professional

 多分、日曜日は代理店も休みでしょうから月曜日の午前中に連絡してその後修理→メールという流れだと思うのですが、余りにも素早い対応です。正直感動しました。大切なサドルが直って非常に嬉しいです。F.I.G. bike Daikanyamaの方々、ありがとうございました。

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2011年02月09日

自転車でダイエット

 自転車でダイエットしている人がいるという。ダイエット(diet)とは皆々様ご存知の通り食事制限という意味の英語である。ガッちゃんよろしく自転車をバリバリを噛み砕き飲み込むとカーボン、アルミ、錆び鉄、ゴム、機械油、泥といったものが胃の中で渾然一体となりパルプンテ結合した結果、胸焼け、吐き気、胃潰瘍、大泉洋、肝硬変、満州事変が生じ流動食以外はのどを通らない状況となり私気分が悪いから余り食べられないのとか言ってカロリーの高いものを避けるという食事制限か。

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2010年06月22日

おすすめのBrompton追補

●Bromptonのハンドルに関する独善的解釈

 ロードレーサ、マウンテンバイク、クロスバイク或いはママチャリと比べてBromptonはハンドルの高さを調整するのが困難です。高さを変更しようとすればハンドルバー自体の変更を余儀無くされます(更に言うと、折り畳みの事を考えると可能なのはハンドルを低くする事だけです。とは言えM・Pハンドルは平均的な日本人には十分に高い位置にあるハンドルなので高くしたいという要求は少ないでしょう)。
 僕が勧めているM・Pハンドルですが、Pハンドルは特に制約が大きいと言えます。何故ならば、Pハンドルの良さはあの独特の形状にあるのでハンドルバー自体を変更してしまうとPモデルを選択する意味が無くなってしまうからです(実際はM・P・Sモデルはハンドルだけではなくステムの形状も全て異なるので、その差に意味を感じるならば必ずしも無意味とは言えません)。
 そのPモデルですが、ハンドルの高さを考えると概ね身長が170cm以上でないと乗車姿勢に無理が出るのでお勧めはできません。Mハンドルもほぼ同じ高さなので、適切な乗車姿勢を追求するならばやはり170cm以上でないと厳しいでしょう。
 Bromptonは折り畳みの制約から、ブレーキレバーは地面を基準にすると80度くらいの垂直に近い角度で取り付けなければいけません。従ってハンドルが高すぎる場合、ブレーキレバーがかなり握り辛くなるため危険なのです。

 では170cm以下の人はどのようにすれば良いかと言うと、Mモデルをベースにして

160-169cmの人 オレンヂジュース製のローハイトMハンドルに交換
→約5cm程ハンドル高が下がります
150-159cmの人 ニットーのオルランダーバーか、ハンドルポジションチェンジャーを使ってフラットバーに交換
→約10cm程ハンドル高が下がります
149cm以下の人 フラットバーに交換
→約12cm程ハンドル高が下がります

というようなハンドル交換を行なうと良いでしょう。ちなみに僕は身長171cmですが、前傾姿勢にしたいのでオレンヂジュースのローハイトMハンドルを付けています。

●Bromptonのフロントバッグに関する独善的解釈

 Bromptonのフロントキャリアシステムで使えるバッグは以下の物があります。

  • T-Bag 30リットル(旧Touring Pannierならば28リットル)
  • C-Bag 25リットル
  • Folding Basket 24リットル
  • B-Bag 20リットル
  • O-Bag 20リットル
  • A-Bag 9リットル
  • (旧Cloth Pannier 22リットル)

 僕のお勧めなのはT-BagとFolding Basketです。T-Bagは純粋に大きいからというのが理由ですが、側面にあるメッシュのポケットが非常に便利です。Folding Basketは、ママチャリの前籠の用に使えるので買い物なんかには威力を発揮します。またバスケットであってバッグではないので蓋が無く、長い物(ネギとか酒瓶とか)を入れ易いのも利点と言えましょう。全フロントバッグの中で最も安いというのも忘れてはいけません。
 僕は以前Cloth Pannierを使っていましたが、容量不足が否めなかったのでTouring Pannierに買い替えました。これ1つで通勤もスーパーでの買い物も4泊5日の自転車旅行もD&D合宿も間に合っています。
 また全てのBagとFolding Basketに共通で使えるRain Coverも便利です。雨の日には走らないという人でも突然の雨でバッグをが濡れる悲劇が回避できます。安いものなのでフロントバッグを使う人は合わせて買うのが良いのではないでしょうか。

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2010年06月18日

おすすめのBrompton

 僕が執拗に喧伝している所為かもしれないけれど、ここの所僕の周囲で――ママチャリと比べれば――高級でスポーツライドに適した自転車を購入する人が出現しています。分けても僕が酷使してその良さを十二分に知悉しているBromptonに興味を持つ人が多いのです。
 僕がBromptonについてちゃんと説明する間もなく衝動的に購入した友人もいるのですが、僕としては説明責任を十分に果したとは言えず忸怩たる思いがあります。

 そこで僕の友人・知人でBromptonを購入しようと考えている(或いは任意の未来の時点でそう思い至るかもしれない)人に向けて、僕のお勧めのBromptonについて叙述しておきます。

●Bromptonの良さ

 一つ一つについて詳しく語ると長くなるので、僕が思うBromptonの良さについて箇条書きにします。

  1. 折り畳み時の小ささ、まとまりの良さ(折り畳んだ状態で持ち上げてもバラバラにならない)
  2. 折り畳み・展開手順の簡単さ
  3. 折り畳んだ時に自立する点、そのまま転がせる点
  4. 上記の折り畳みに関する特長から生じる輪行[*1]の簡単さ
  5. (ママチャリなどの一般車と比べた場合の)走行性能の高さ
  6. フレーム、各パーツの耐久性の高さ
  7. 荷物の積載・運搬能力の高さ(フロントキャリアシステムは優秀)
  8. 電装の良さ(ダイナモ発電の前照灯・尾灯)[*2]
[*1]輪行:
自転車を折り畳むか分解した上で専用の袋・カバンなどに入れて電車等の公共交通機関に持ち込み移動する事。各鉄道会社・バス会社・航空会社・船舶会社により輪行の規定が異なるので注意が必要です。
[*2]電装について:
2009年モデル以前で使われていたボトルダイナモの場合、若干の工夫が必要。2010年モデルから採用されたハブダイナモならばそれも不要です。

●日本でのBrompton

 もう1点、注意しなければいけない事があります。Bromptonを作っているBrompton Bicycle Ltd.はイギリスの会社です。工場もイギリスにあります。そして、Brompton Bicycle Ltd.と契約して日本へ輸入しているのはミズタニ自転車株式会社(以下ミズタニ)という輸入代理店です。
 ミズタニは、Brompton Bicycleが発売している全てのモデルを日本に輸入しているわけではありません。例えばP型ハンドルを装備したモデルは2010年後期以後ミズタニのカタログからは消えます(2010年6月18日時点ではミズタニのサイトにはPモデルも掲載されていますが、これは2009年以前の在庫を販売しているだけだと思われます)。
  今回は敢えて、ミズタニが輸入していないモデルについても言及します(僕の友人には英語に堪能な人物が多いですし、個人輸入代理なんていう商売もあります)。

●Bromptonの各モデル

 Bromptonにはいろいろな種類の車体があります。横浜のGreen Cycle StationのBromptonのページにある『モデル名の見方』が分かり易いので見て下さい。
 簡単に説明すると、

  • ハンドル形状3種類(M/S/P)
  • 変速段数(1/2/3/6速)
  • リアキャリアの有無[*3]
  • チタン部位の有無

がモデルにより異なるわけです。

[*3]キャリアについて:
ミズタニは2010年後期モデルからキャリア付きモデルを廃止して、キャリアをオプション部品として扱うのみになりました。

●独善的推奨モデル

 まずハンドルの形状ですが、僕のお勧めはMかPです。何故ならSハンドルの場合、Brompton独自のフロントキャリアの中でも小さいもの(B-bag、O-bag、A-bag)しか使えないからです。
 見た目の好みを鑑みないならば、大きいバッグ(T-bag、C-bag、Folding basket)を使わず、1グラムでも軽い方が良いという人のみSが向いていると言えます。

 次に変速段数ですが、都内は坂が多いので6速が良いでしょう。少しでも軽い方が良いという場合は1速乃至2速がお勧めです。最初に3速を買って後で6速に改造するというのは、最初から6速で買う場合と比べて高く付くので止めた方が良いです(3速と6速モデルの差額は1万5000円程ですが、3速を後から6速にすると諸々で3、4万円は掛かるでしょう)。
 また6速の場合、余程脚力に自身がある人でなければ5、6速当たりのギアが重くて使い辛い筈です。これはチェーンホイールを標準の50Tから44Tに変えると改善します。更に軽くしたいならば、リアスプロケットのトップ側を12Tから13Tに変えれば十分に軽くなります。

 リアキャリアですが、軽量を追求するのでなければ絶対に付けたいパーツです。積載量が増えるのも良い点ですが、折り畳んで転がす時にキャリアがあると4点で接地するので安定するからです(無い場合は3点で接地)。また転がす場合の利便性の面から、イージーホイールというオプションも必須です。

 チタンフレームにすると、リア三角とフォーク、前泥除けのステイ(キャリア無しモデルなら後泥除けのステイも)、左ペダルのボルトがチタンにシートポストがアルミになります。メインフレームとステムはクロモリ[*4]のままです。その他、フロントハブがシールドベアリングの物になり、フロントホイールのスポークもダブルバテッドの軽い物になります(1、2速モデルならリアホイールのスポークもダブルバテッドになります)。だいたい重量が800グラム程軽くなりますが、価格が10万円上がります。
 価格さえ気にならないならお勧めです。自転車は軽い方が良いです。特に輪行をする時にはこの1キログラム弱の差が効きます。

[*4]クロモリ:
クロムモブリデン鋼という合金。含有物の9割以上は鉄。

 電装についてですが、是非にでもダイナモを付けましょう。特にハブダイナモはお勧めです。前後ともダイナモ駆動のライトを付ければ視認性[*5]、被視認性[*6]共に極めて良好になります。
 2010年後期からミズタニはダイナモ及び前後灯を最初から装備したモデルを販売していません(多少在庫はあるかもしれません)。ハブダイナモや前後灯はオプション品として購入して装着しなければいならないのですが、ハブダイナモ単体では販売せずハブダイナモを装着したホイールの販売になっています。このホイールが非常に謎です。シマノのハブダイナモを装備したホイールが31500円で販売されているのですが、ハブダイナモ単体で購入すると1万円弱、リムが2500円程度、スポークが28本で1500円程度です。この他にニップルとリムテープが必要ですが、両方合わせても2000円という所でしょう。普通ホイール組みの工賃は3000円前後ですから、それを含めてもバラで購入して自転車屋さんに組んで貰った方が遥かに安くなるのです。

[*5]視認性:
自分の視界がどれくらい明るいか。
[*6]被視認性:
自分(が乗っている自転車)が他者から見た時にどれくらい明るい(目立つ)か。

 という感じで推奨構成を考えると以下の物がお勧め構成になります。

・お金に糸目を付けない場合

 M6R-X or P6R-X

・安い方が嬉しい場合

 M6R or P6R

 これに、以下のオプションを付けます。

  • イージーホイール
  • ハブダイナモ
  • 前照灯
  • 尾灯
  • 44Tクランク(更に軽くしたいならリアスプロケのトップ側を13Tに)
  • カバー&サドルバッグ(輪行には必須)
  • フロントキャリアブロック
  • T-Bag(旧Touring Pannier)かFolding Basket

追記

 『追補』を書きました。

posted by Dead Poet at 16:59| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月27日

雨具

 自転車の雨具についてです。僕が所持している自転車3台はどれも泥除けが付いているので、僕はポンチョを使っています。次の2つのポンチョです。

CARRADICE Duxback rain poncho

 自転車用に作られている事もあってなかなか良いのですが、色々欠点もあります。

利点
前側(前身頃と言う)が長いので、ハンドルまで覆える
ずっしりとした布で作られているので、多少の風ではばたつかない
内側に両手と胴に結ぶ紐があるので強風でもめくれたりしない
欠点
重い(800gくらいある)
嵩張る(畳んで袋に入れても1リットルのペットボトルくらいの大きさ)
フードが小さすぎる
オイルドコットンなので油臭いし手で表面を触ると油が付く(内側は大丈夫)
暗い色しかない(視界が悪い雨の中の走行なのでできるだけ目立つ色の方が良い)

 こののポンチョが余りにも重くて毎日持ち運ぶ(去年の夏はゲリラ豪雨とやらの所為で予測できない雨が多かったので毎日雨具を持っていた)のが嫌になったので買ったのが次のポンチョです。

INTEGRAL DESIGNS Silcoat Cape

利点
軽い(Lサイズで140g!)
収納サイズが小さい(12x12x3cmくらいになる)
フードが使い易い
前身頃がそこそこ長い(自転車のハンドルまで覆える)
臭わない
明るい色がある
欠点
軽いので猛烈にばたつく
めくれるのを防ぐ機構が無い

 またポンチョという雨具自体の構造事態の利点・欠点もあります。

利点
上から被るだけで下はスカスカなので蒸れない
脱ぎ着し易い
荷物を背負ったまま着用できる
前身頃が長いポンチョであれば自転車自体も覆うので車体があまり濡れない
上下セパレート型の雨具と比べると安価
欠点
前輪から跳ね上げた泥水を防げない(泥除けがあれば大丈夫)
風でばたつく
上下セパレート型の雨具と比べれば動きづらい

 僕は現在通勤時に持ち運んでいるのはSilcoatの方です。とにかく軽くて嵩張らないのが毎日持ち歩くには重要。毎日持ち歩くのでないなら、Duxbackの方がいろいろと楽です(特にばたつかないのが楽)。

 これらの雨具に追加して眼鏡着用者として外せないのが、つばの長い野球帽型の帽子です。雨の中帽子無しで走ると眼鏡に付着する水滴で、猛烈に視界が悪くなり危険です。眉が隠れるくらいまで目深かに被れば眼鏡に水滴が付くのは相当程度防ぐ事ができます。またポンチョのフードの中に帽子を被ると、振り返ったりした時に「首だけ回って、フードは回らず横や後が見えない」という状況が防げます(つばがフードを押して動かすため)。
 山高帽型の全方位につばがあるレインハットであれば、フードを被る必要が無くなるので更に安全です(フードを被ると耳を覆ってしまうので周囲の音が広いづらくなります)。

 この他、雨具に相当する物としてはBromptonのフロントバッグ用のレインカバー、Brooksの革サドル用のサドルカバーを使っています。どちらも必須ですね。

追記

  • Bromptonのフロントバッグ用レインカバー

     このレインカバーは安いし専用品だから大きさも丁度良いし目立つ色だし前面に反射板が付いているので、Bromptonのフロントバッグを使っているなら持っておくと便利です。雨中の走行はしないという人でも突然の雨でバッグとその中身を濡らす危険を冒さずに済みます。ただし、繰り返し使っていると防水性能が落ちてきて中に少し染みたりします。僕のもそうなってきてしまったので、今度傘用の撥水コートスプレーでも吹いて防水性能の復活を試みてみようと思います。あと、口を絞っているゴムが強力で着脱し辛いのが残念な所でしょうか。

  • Brooks Rain Cover

     これもBrooksサドルの専用品です。折り畳んだ時に止める為のマジックテープが付いていたりして便利なんですが、防水性能はイマイチです。大雨の中このサドルカバーだけ付けて放置しておくと残念な事になります。サドルカバーは100均のが一番使い安いですね。

posted by Dead Poet at 17:05| Comment(2) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月28日

B&M LUMOTEC IQ Cyo R Senso Plus

 1ヶ月ほど前にBromptonのフロントライトとLUMOTEC plusからLUMOTEC IQ Cyoに変えました。LUMOTEC plusの電球切れが早い(ほぼ毎日通勤で使うと2ヶ月程度で切れる)のが嫌だったので玉切れしないLEDのライトにしたかったからです(LEDが駄目になる事もあるけれど耐久年数はハロゲン球よりは遥かに長い)。LUMOTEC plusもまだ1年も使っていないので勿体ないと思い交換を躊躇っていたのですが、余ったLUMOTEC plusの使い道が出来たので思い切りました。

 他にも同価格帯の高性能LEDライトとしてはSchmidtsのEdeluxやSupernovaのE3 Tripleといったものがありますが、これらはハブダイナモでの使用を前提としています。唯一LUMOTEC IQ Cyoがボトルダイナモでの使用も前提として設計されているようなので、これにしました。

 装着した写真はFlickrにあります

 ブラケットは以前から使っていたSchmidtsの物です。フロントバッグ(ツーリングパニア)を付けると、ライトの角度やブラケットの取り付け方次第ではパニアフレームにライトの頭が擦れてしまいますが、何とかぎりぎり回避しました。(2010年の本国モデルのBromptonの高級機種はSchmidtsのハブダイナモ+LUMOTEC IQ Cyo+リアライトという電装になるみたいですが、ここのクリアランスの問題はどうやって解決しているのか気になります。専用のブラケットを作ったのかな? しかしミズタニはこういうモデルは2010年から輸入しなくなるようです。というかリアキャリアが最初から付いているモデルは無くなり、キャリアはオプションで実質Rモデルは大幅値上げ。ハブダイナモも組み込んだホイールを別で売るという実質値上げ。2009年モデルだとM3Lが147000円、M3Rが161700円で差は14700円。もし2010年モデルのM3LをM3Rにしようとすると、Rキャリアは17850円、シマノハブダイナモホイールは31500円、フロントライトが1950円、リアライトが4725円で合計56025円かかった上にフロントホイールが1つ、リアの泥除けが1つ、リアライトが1つ余る事になります。っていうかIKDならBrompton用のシマノのハブダイナモが1万円弱でBromptonのリムが2550円、スポーク28本で1600円だからホイール組みの工賃が1万5000円とかしない限り組んで貰った方が安いね。ちなみに本国のB-spokeだとM3LとM3Rの差は80ポンドで日本円だと11000円程度です)

 IQ Cyoを暫く使ってみましたが、明さは凄いですね。真っ暗な夜の河川敷でも不安無く走れます。夜の住宅街で徒歩の人を後から追い越したりすると、ライトに気付いて大抵の人が振り返る程です。

追記

 フロントパニアとフロントライトの隙間はこんな感じです。

posted by Dead Poet at 17:52| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月27日

Moulton Deluxeの今後の予定

 前提として暫く(半年か1年くらい)は大きくは弄らずに乗るってのがあります。といっても問題を感じている点は早急に直したいですね。

●早急に対処したい項目

  • タイヤをプリモコメット
  • チェーンを新品に
  • リアスプロケを新品に(その時に15Tにする)

 要するに消耗品の交換です。それほどオリジナルの部品への拘りはないので、ダンロップのアンバーサイドタイヤがどうたらこうたらとか無視。ただ4月は極端な緊縮財政なので対応は早くて5月かな。

●比較的急ぎ項目

  • クランクをTAシクロツーリスト50T
  • それに合わせてBBも変更

 左のクランクが内側に曲っているので交換予定。鉄クランクは重いしね。クランクは165mm長のTAシクロツーリストを持っているのでそれを流用。チェーンリングは50Tを買う。BBもそのままでは使えないので変更する。これはTAのクランクに適合すれば何でもいいからタンゲかなぁ。

 この時点で、フロント50T、リア15TになるのでBromptonと同じギア比になる。更に内装ハブも、Moultonに付いている4速ハブは、Bromptonに付けている5速ハブの1番重い側を取ったのと同じ内装ギア比なので、同じ感覚で乗れるようになる。

●時間を金に余裕ができたらやる項目

  • リムをBromptonに付いていたシングルウォールのアルミリムに
  • 仏式バルブのチューブ
  • ハンドルを日東のオールラウンダーバーに
  • ステムを日東の適当なアルミステム(パール?)に
  • ブレーキレバーをダイアコンペのアルミのものに
  • ペダルをMKSシルバンツーリングに

 鉄製で重いパーツは、見た目が似ているアルミのものに変更したい。多分、ここまでやれば2、3kgは軽くできる筈。特に鉄リムは雨の日の制動が絶望的に悪いので、アルミにしたい。幸いBromptonに元々付いていたリムが余っているし。

●再塗装

 車体は兎も角キャリアは塗装が剥げて錆びているので、放置するとどんどん錆びが進行してしまうし、ちゃんと塗装したい。じゃないと雨の日に乗れないしね。でキャリアだけ再塗装すると、そこだけピカピカでバランス悪いので車体も再塗装した方が良い気がする。オリジナルに拘るのは悪くはないけど、実用できない自転車に興味は無いし。

posted by Dead Poet at 06:56| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月01日

ハブ毛

 ハブ毛というのをご存知でしょうか。名前の通り、自転車のハブに巻き付けるブラシのようなものです(Bromptonのフロントハブに付けた写真)。針金を中心に放射状に毛が伸びていて、針金の片端には錘が付いています。針金の両端を結び円環状にしてハブに巻き付けると、錘がある部分が下にくるようになります。
 このまま走行すると錘のお陰もあり、ハブ毛はハブの周りをハブ本体とは非同期に回転します(ハブの回転数が低ければハブ毛は殆ど回転しません)。非同期に回転する事で、ハブ本体の表面をブラッシングする事になり、常に綺麗な状態が保たれるという機能があります。

 後輪ハブはチェーンが近くにあるため、油汚れが付着しやすいのですがハブ毛があると何もせずとも常に綺麗なので非常に気持ちいいですね。ただ内装ハブは普通のハブよりも直径が大きいため、2つのハブ毛を連結しないと巻き付ける事ができませんでした(Bromptonの後輪S5ハブに付けた写真)。

posted by Dead Poet at 13:12| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月28日

リアマッドフラップ

 Bromptonの前後の泥除けの後端には、マッドフラップが付いています。Brompton所有者のブログを見ていると、時々『気付いた時には後のマッドフラップが脱落して無くなっていた』なんてのを見掛けます。多くのBrompton乗りの人は、このマッドフラップが無くても良いと思っているようです(中には自分で外してしまう人もいる)。

 さてこのマッドフラップですが、前のマッドフラップの効用は余り深く考えないでも分かります。試しに前マッドフラップを外して20km/h弱の速度で水溜まりに突込んでみると良いでしょう。思い切り、ボトムブラケット周辺(つまり靴や足首付近)に水が跳ねる筈です。

 これと比べると効果の分かり辛い後マッドフラップですが、当然これが付いているのにも理由があります。そもそも、この後マッドフラップはMark 2と呼ばれる2000年以前に出荷していたモデルには付いていませんでした。以下の写真を見ると分かります。

Mark 2
(Brompton本社のサイトにある画像へ直リンク)

 この事について、Davide Henshawの『Brompton Bicycle』にも、Mark 2からMark 3への変更点に触れた項に記述があります。

"Some of the changes, like a rear mudflap, might seem insignificant, but they were important. For years, owners had grumbled about the `Brompton Stripe' - a thin stain of mud thrown onto the rider's back by the rear tire." (p72)

適当な和訳
「(Mark 3には)幾つかの変更点がありました。例えば後マッドフラップです。一見大した事が無いように見えますが、これは重要でした。長年、(Bromptonの)所有者には不満がありました。後輪によって背中に跳ね上げられ乗り手の背中を覆う泥汚れ、『Bromptonの縞模様』と呼ばれるものです。」

 M3Lを横から見てみるとこれは良く分かります。後輪の後端から始まってマッドフラップの先端を通る直線(下記画像の赤い線)、後輪の後端から始まって泥除けの先端を通る直線(下記画像の水色の線)を描いてみると、よりはっきりします。

Brompton M3L

(ミズタニのサイトにあるM3L画像を借用しました)

 僕はこれを読んだ時に1つ疑問を感じました。何故、リッチー氏は単純に泥除けを長くするのではなく、その後端にマッドフラップを付ける事で解決を計ったのでしょうか。泥除けを後輪の後端まで延せば問題は解決する筈です。そうすれば、マッドフラップが知らない内に脱落したりする事も無くなるし、より良さそうな気がします。
 しばらく自分のBromptonを眺めていてリッチー氏がマッドフラップという解決方法を選択した理由が分かりました。「折りたたみ」です。
 Bromptonは後輪(というかリアフレーム全体)をメインフレームの下に回し入れて畳みます。この後輪を回し入れる時、後輪の後端は地面を擦る様に動くのです。従って、もし泥除けが後輪後端まで伸びていると、この時に泥除けの先端は地面によってガリガリと削られてしまうでしょう。場合によっては泥除けが曲ったり折れたりするかもしれません。
 これが弾性のあるゴムのマッドフラップであれば、地面に擦れてもそういう事にはなりません。

 非常に良く考えられています。この様にBromptonは細かい部品1つ取っても極めて注意深く設計されているので無駄な部品は無いと言っても過言では無いでしょう。

 後タイヤを交換しながらそんな事を考えたのでした。

posted by Dead Poet at 00:44| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月25日

Bromptonの後輪を交換

 先週末にBromptonの後輪を交換しました。去年の2月18日に走行距離4700kmの時点でシュワルベのマラソンに交換してから8000km走り現在は13000km弱です。
 タイヤの接地面の摩耗はまだ限界には達っしていない(flickrの画像)のですが、タイヤ側面のダイナモの当たる部分(flickrの画像)の摩耗が酷く部分的にケブラーが見え始めているので交換と相成りました。
 新しく付けたのもシュワルベのマラソンです。

 マラソンはビートが硬い上、SUNのリムとは相性が悪くかなり嵌め辛いと和田サイで聞いていたのですが(実際前回の交換の時は和田サイの店員さんに交換して貰ったけれど、とても大変そうだった)、意外と付けるのは簡単でした(といっても手は真っ赤になったしヒリヒリします)。寧ろ外すのが大変ですね。プラのタイヤレバーじゃ負けてしまい、金属のレバーで外しました。

posted by Dead Poet at 06:54| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月20日

Moulton Deluxe

posted by Dead Poet at 23:35| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月15日

ママチャリで30km

 日曜日は、ママチャリをツレに譲渡するため自宅から板橋まで輸送を兼ねたサイクリングをしました。僕のママチャリは、非日本製(たぶん中国)の19800円のもので、26 1 3/8インチのホイール、変速無し、前かご、後キャリアというごく標準的な装備です。
 弄った部分は殆どなくて、シートポストを50mm長い物に変えたのと、ダイナモライトを最初から付いていた安くて質の悪いものから、マグボーイという回転が軽くて玉切れし難いLEDのものに変更しているだけです。
 シートポストを長くしたお陰でシート高は比較的良い感じになっています。

 これで、自宅を出発し国道15号を日本橋まで北上→皇居沿いに一橋→白山通りを北上という経路で板橋まで行きました。15号の品川当たりに坂がある以外は殆ど平坦な道です。8割は車道を走りましたが特に危ない所もなく、iPhoneのGPSソフトで見るとだいたい時速15kmで走っていたようです。
 途中で昼飯を喰った時間を除くと2時間15分で30km走れました。最初は3時間くらいかかるかと思っていたのですが以外と早い。サドルも十分高くしていたので変に下半身が疲労する事もなし。これくらいの短い距離ならママチャリでも十分に快適に走れますね(ちゃんと整備されている事、最低でもサドルの高さは適切に調節する事が条件かな)。安かろう悪かろうの自転車ではなくて、ブリヂストンとかミヤタ、パナソニックあたりの3万円程度のしっかりした作りの自転車ならもっと楽でしょう。

 ちなみに、マグボーイというダイナモライトですが、これは素晴しい製品です。性能のわり定価2500円と安いですし、停止時も1分間は赤点滅するスタンドライト機能もあります。回転は軽く音も静かです。普通のダイナモが3Wとか2.4Wなのに、マグボーイは1.2Wだから軽いのも静かなのも道理。一方出力は低いのに、輝度は3Wの(安い)ブロックダイナモより明いくらいです。

posted by Dead Poet at 17:29| Comment(2) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月16日

LUMOTEC plusの電球3

が昨日切れました。前回切れたのが11月6日なのでやっぱり2ヶ月ですね。走行距離は1200kmくらい。

追記

 この時点での積算走行距離は11,323km。

posted by Dead Poet at 23:21| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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