2010年01月05日

新春サイクリング

 日曜日は和田サイクルの新年ポタに参加しようと考えていたのですが、年末年始の不規則な生活が祟って起床したのは10時過ぎ。集合は9時半なので、完全に無理です(ちなみに和田サイまで自走すると1時間半以上かかる)。
 どうしようもないのでそっちは諦めて、前回の交換から6000kmほど走り歯飛びが目立ってきたBromptonのチェーン交換をしたりて何だかんだで昼過ぎに。チェーンはだいたい0.5%ほど伸びていました(写真)。
 Brompton純正(といってもSRAM製)のチェーンは去年前半までは100コマ売りだったようなのですが、2010年モデルが出たあたりから98コマ売りになっていました。僕はフロント50T、リア15Tで100コマ必要なので和田サイでチェーンを買う時に追加で数コマ譲って頂き事無きを得ました。

 天気も良いしサイクリングしようと思って出掛けたのが13時過ぎ、亀戸に引っ越した友人の家の位置でも確認しておこうかと、とりあえず秋葉原を目指して出発しました。
 すっかり忘れていたのですがこの日は箱根駅伝だったので、僕が北上する時に使う国道15号沿いは応援の人々でいっぱい。途中、15号と平行して走っている旧東海道へ逃げつつ銀座へ。
 そこで中央通りを走っていると、20人ほどのサイクリング集団を発見しました。半分くらいはBrompton、BD-1でそれ以外も小径車が多い。もしや和田サイの新年ポタの集団でないかと思って、探してみると和田さんを発見。そのまま合流させてもらいました。

 その後は後楽園から巣鴨を抜けて石神井川沿いに西へ。豊島園の直前で南下して荻窪の和田サイまで行ってゴール。新宿まで走った後、輪行して帰宅しようかと思いましたが電車に乗るのが面倒になったので結局自走して帰着。カメラは持っていたのに1枚も写真は撮りませんでした。

 大人数で走るのは得意ではないのですが、人の案内で進むと自分が全然知らない道を走れるのは楽しいですね。

posted by Dead Poet at 12:15| Comment(2) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月29日

Bromptonイージーカバー改造

 A2Cさんのブログで『輪行カバー』を読んで以来、自分も同じように改良しようと思っていたのですが漸く時間が取れたのでやってみました。ついでにA2Cさんの改造に更に付け加えて便利にしてみました。

Brompton Cover

Cord Lock

Clip

 A2Cさんとの違いは、細引きの終端にクリップを付けて絞った時に余る部分を垂れ下がらないようにした事です。これで、カバーを掛けて転がす時に紐を踏んだりする事が無くなりました。

posted by Dead Poet at 14:05| Comment(4) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月07日

似非加茂屋フィンガークランプ

 加茂屋が出しているBrompton用のフィンガークランプ、便利そうですが必須という訳でもないのでちょっと買うのを躊躇っています。しかしよく考えてみると、このフィンガークランプの機能は2つです。

  1. バネが付いた事によりネジを緩めるとクランプが自動的にフレームから離れる
  2. クランプの片側が長くなっている事でクランプが常に調度良い位置に納まる

 1だけなら簡単に実現できそうなので、ホームセンターで線径0.8x外径10.0x自由長38.0mmのバネを買って付けてみました。バネは2つで158円でした。

 装着した画像はこんな感じです。

 自由長は34.0mmのもあったのですが、それでも大丈夫そうですね。使用した感想についてはまた後日書きます。

追記

 2についても安価に実現できそうな方法は考えついたのですが、見ためがダサイ上にしょぼくれそうなのでやっていません。

追記2

 実際に折りたたみと展開をしてみましたが、バネだけ装着した似非加茂屋フィンガークランプ状態だと――

  • 乗り物化した状態から荷物化した状態にするには、多少便利になるが
  • 荷物化した状態から乗り物化させるには、すごく不便になる

という事が分かりました。理由はそのうち暇を見つけて書きますが、加茂屋フィンガークランプの1の機能は2ありきだと言う事が分かりました。

posted by Dead Poet at 21:24| Comment(4) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月13日

Bromptonメンテナンスの目安

 Bromptonのオーナーズマニュアルを読んでいたら消耗品等の交換タイミングが書かれていたので抜粋。1mile≒1.6km。

  • アルミパーツ(hinge clamp plate, handlebar, chainset): 5000mile
  • トランスミッション(chain, rear sprocket, chainwheel): 2-3000mile
  • ブレーキケーブル・シフタケーブル: 4000mile
  • ブレーパッド: パッドの溝の深さが2mm未満になったら
  • タイヤ: フロントは3-4000mile, リアは6000mile
  • ダイナモ・ライト: ワイヤは7500mile, フロントライトの電球とダイナモは250時間
  • サスペンション・ブロック: 10-15000mile
  • リム: リムのパッド当たり面にある溝が見えなくなったら

 ヒンジやハンドルバーを交換しろ、と書いてあるのはびっくり。確かにステンレスやクロモリと比べるとアルミは弱いけどねぇ。

posted by Dead Poet at 17:20| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

LUMOTEC plusの電球2

が3日前切れました。前回切れたのが9月10日なので2ヶ月!? 走行距離は1000kmくらいかな。いくらなんでも早すぎだろうこれは。電球1つで600円近くする高級品なのになぁ。仮にこのペースだと電球代だけで年間3600円。IQ Cyoへの交換を真剣に検討しよう。

追記

 交換した電球は、CAT EYEの6V-2.4Wのハロゲン球。製品番号#533-8060というやつかな。

 どうも切れるのが早すぎるのでハロゲン球の寿命について調べてみたら、電球のガラス面を素手で触ったまま脱脂せずに使うと駄目になるのが早いらしい事が分かった。とりあえず今回は脱脂してから組み着けてみたけれど、どうなることやら。次切れるのを乞御期待。

posted by Dead Poet at 22:26| Comment(2) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月05日

Bromptonのギア構成色々

 とりあえず表にまとめてみた。フレームを広げないといけないInter8は除外。単位はメートル[m]。

SRF3SRAM6SRAM6LBWR6BWR6LBWR6LLS5XRF8
2.292.29
2.60 2.60
2.86 2.822.86
3.05
3.253.30
3.383.38
3.47
3.583.58
3.753.75
3.81 3.85
4.06
4.334.40 4.404.334.39
4.77
5.005.005.07 4.99
5.225.22
5.42 5.46
5.76 5.72
5.85
5.93
6.426.506.50
6.656.65
6.96
7.91
8.45
50/1350/13-1544/13-1550/12-1644/12-1644/13-1650/1540/20

 BWRは駄目だ。6速化するならSRAM。

posted by Dead Poet at 20:51| Comment(4) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月11日

LUMOTEC plusの電球

が一昨日切れました。6月頭に新品を装着したので3ヶ月というところですか。その間の走行距離は1800kmほど。このうち、おおよそ800kmが夜間の走行でダイナモをONにして走っています。Bromptonで走行している時の平均時速は15km程度なので50時間強で切れた事になります。ちょっと早いかなぁ。

 フロントライトを変えた所為か、ダイナモを変えた所為かは分かりませんが、以前は電球が駄目になると点いたり消えたり不安定になったのですが、今回はそんな事はなくきっぱりと点かなくなりましたね。これはいいことかな。

posted by Dead Poet at 16:07| Comment(2) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月25日

ブレーキについて

 リムブレーキにしろディスクブレーキにしろバンドブレーキにしろ、自転車のブレーキを効かせた時に、減速する大元の理屈というのは運動エネルギィの一部を熱エネルギィに変換しているだけなわけです。
 ここでリムブレーキ(サイドプル、センタープル、カンチ、Vなどリムを挟み込む形のブレーキの事)のみに話を限定しますが、ブレーキパッドが同一、リムの素材が同一、リムのブレーキ当たり面の摩擦係数が同一ならば、リム重量がより重い方がブレーキの効きは良くなるはずなんですよね。
 なんでかというと、素材が同一で摩擦係数が同一ならばリム全体の比熱容量が大きい方がブレーキの効きは良いからです。効きが良いというのは違うかな。効きが悪くなるまでの時間がより長い、が正確ですね。

 ブレーキを効かせた時に発生する摩擦熱は、空気中にも多少は分散すると思うのですが、空気よりは金属でできたリムの方が遥かに熱伝導率が高いわけで大方の熱はリム側に遷移していくはずです。長い間ブレーキをかけていると、どんどんリムに熱が移っていってその内リム全体の比熱容量の限界までリムが熱を保持するようになります。こうなると摩擦面で発生した熱が逃げる場所がなくなってしまい、ブレーキは機能しなくなります。実際は空気中に逃げる熱の分ほんの少しだけ効くはずですが、例えば一般的なリムの素材であるアルミと空気の熱伝導率は1万倍も違うので、あまり意味のある数値にはなりませんね(仮に空気中にしか熱が逃げないとしたら、リムに熱が移る時と比べて制動に1万倍の時間がかかるという事)。

 そんな風に比熱容量が一杯になる事なんで無いと思うかもしれませんが、そうでもないんです。
 車を運転する人は知っていると思いますが、峠なんかで長い(10kmとか続く)下りがある所だと、ブレーキが焼き付いた時に退避する場所なんかが所々にあります。あれは、まさにこの現象が発生した時のためのものです。
 電車のブレーキだと、摩擦面からモータ軸を通して油のタンクに熱が移るようにして比熱容量を稼いでいたりしますし、車だとディスクブレーキを空冷するようにエアフローが設計されていたりします。

 何でこんな事を考えたかと言うと、BromptonのリムをSUN Rimsのものに変えて品質は良くなったし剛性も上がったんですが重量が増えたんですね。それで、リムの重量が増えていいことって何かあるかなぁーと考えていたのです。といってもリム単体での重量増はせいぜい15%くらいなわけで、焼き付くまでの時間が15%伸びてもほとんど意味ないよね。

 どうでもいいけど、炭素ってアルミと比べて熱伝導率は半分だし、比熱容量は25%減なんですね。カーボンリムってブレーキ効きにくいのかな。

posted by Dead Poet at 09:39| Comment(2) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月16日

最近のBrompton M5R

 改造部位の写真とか載せようと思ったんですが、面倒なので文章のみでしかも箇条書き。

●Dymotec 6の問題点発覚(Dymotec 6全体の問題ではなく僕の持っている個体だけの問題かもしれない事に注意)

 なんと、Brompton標準のダイナモよりも自動点灯(衝撃で勝手にダイナモがONになってしまうやつ)しやすい。

 ローラ部の転がり抵抗が軽すぎて雨の時に、スリップしてしまい発電し辛い(或いは、できない)。抵抗を調整できるのでもっと重くすればスリップしなくなるかも(まだ試せていない)。

●引き足が使いたいのでPower Gripを付けた。

 Brompton標準の左ペダル(折り畳みペダル)に付けるのは、螺子切りが必要なので面倒。和田サイクルで取り付けをお願いした。ちなみにPower Grip、国内では流通在庫が残るのみなので、僕はebayで購入(1セット25ドル)。更に以前国内で売っていたPower Gripは旧型で、今海外で販売されているものとは違う(新型はストラップの締まり具合を無段階で調節可能になっている)。

●ダイナモからテールライトまでの配線を交換。

 リアが点灯しなくなったので、調べてみたら断線していた。Bici Terminiで買った丈夫なケーブルに変更。しかしテールライトの接点が、そのままでは上手く取り付けられなかったので、ファストン端子にして無理矢理付けた。

●Pantour Suspention Hubのエラストマ交換

 エラストマがへたってきたので交換。エラストマは米Pantour本社から購入可能。1セット10ドル。

●Pantour Suspention Hubのせいで折り畳んだ時前輪が接地する問題を解消

 これは写真が無いと駄目かな……。

posted by Dead Poet at 10:49| Comment(8) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月10日

Brompton M5R 電装一新

 ダイナモの調子が悪いのか、どうもフロントライトの電球があっという間(1ヶ月くらい)に駄目になってしまうので、ダイナモ換装のついでに電装を一新しました。といっても、ダイナモの他はフロントライトとケーブルを交換しただけです。

 ダイナモはBusch & MullerのDymotec 6、フロントライトも同社のLUMOTEC plus(センサ無し、スタンドライト有りのモデル)です。

Dymotec 6 装着図

LUMOTEC plus 装着図

フロントライト端子付近拡大図

 同時にフロントブレーキのシューとブロックも交換しました。何気にこっちが重要です。交換したシューはちょっと特殊なシューで、通常のシューと比べてブロックの位置が5mm程下にオフセットしています。これを着ける事で、Pantourのサスペンションハブの稼働域を最大にセットする事が可能になりました。

フロントブレーキ付近図

posted by Dead Poet at 11:52| Comment(4) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月03日

青葉サイクリング

 今日は友人のscooterとサイクリングをしてきました。だいたい走行距離は70kmちょっとでしょうか。おおまかなルートは以下の通り。

自宅→中野(青葉でラーメン)→新宿→神保町→両国(いちかわ)→豊洲→お台場→銀座(梵は定休日)→帰宅→銭湯(黒湯温泉)→ショットバーで樽生のギネス

 やっぱりALPSのランドナーはいいですね。ほんとに楽に走れる。scooterが乗りたいというので試乗させたら、マイルドな乗り味にびっくりしてました。なんかそのうちフルオーダでクロモリのスポルティーフでも作ってしまいそうな勢いです。

posted by Dead Poet at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月30日

Bromptonダイナモ自動点灯回避策

 Brompton標準のダイナモには2つの『持病』があります。1つは接点がいい加減な構造のため、接触不良を起すというものです。これは以前、接点を圧着端子にする事で対応しました。

 もう1つの問題が、段差の乗り降りなどの衝撃で意図せずダイナモがON状態になってしまうというものです。こちらの病は、僕のBromptonではなかなか発生しなかったのですが、ここ1ヶ月ほどで徐々に症状が出てきました。そんな時に発見したのが以下のサイトです。

ブロンプトンのライト点灯防止装置 @ 暇人「茂木三十六」

 非常に簡単な対処方ですし、安価にできる事なので早速僕も処置を行ないました。

 まずダイナモをONにした状態です。本当はドローコードを締めてあるのですが、その状態の写真を撮り忘れました。

 次にダイナモが勝手にONにならないようにした状態です。この時にダイナモのスイッチを押してもONになりません。

 上の状態からドローコードを開放した時。

 ドローコードを溝から除去した状態です。この状態でダイナモのスイッチを押せば溝までダイナモが降りてきてONになります。

posted by Dead Poet at 10:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月23日

BICYCLE RIDE 2009 in TOKYO

 この前の日曜日に参加してきました。好天に恵まれたのはよかったですね。自宅・会場間の自走往復やらを含めてこの日は60kmくらい走ったでしょうか。だいたいのルートは以下の通りです。

自宅→最寄駅→(輪行)→新橋→ライドスタート地点(赤坂)→桜田門→大手町→茅場町→月島→豊洲→汐留→芝浦→パレスサイクリング往復→ゴール(赤坂)→ミズタニパーティ会場(虎ノ門)→(自走)→自宅

 イベントで走るコースは30km弱という所なのですが、それをゆっくりしたペースで走るとは言え、小学校に上がるか上がらないかくらいの小さな子やハンドサイクルの方が走破していたのには驚きました。

posted by Dead Poet at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月29日

チェーン交換

 Bromptonの走行距離が5200kmを超え、流石にチェーンがやばそうなので交換しておきました。純正のものを購入して付けたのですが、意外に苦戦しました。ピンを挿入した直後あんなに絞まってるとは思いませんでした。こじって遊びを作るのがわりと大変。ちなみにフロント50T、リア15Tなのでチェーンは100コマで、純正のは100コマ売りなのでギリギリでした。

posted by Dead Poet at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月12日

アルフィーネ・ネクサス用バーエンドシフタ

 『Jtek Bar-end Shifter for 8-speed Shimano Alfine & Nexus Internal Hub』なんてものがJTEKから出たらしい。PハンドルのBromptonなら、ネクサスのハブで8速化した時に、ハンドルの先端にこれを付けると良い塩梅なんじゃなかろうか。日本国内だと大阪のイトーサイクルで取り扱かっているみたいですね。

posted by Dead Poet at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月06日

Brompton M5R その4

 今回の改造の中で5速化に次いだポイントがこのハブです。ハブの内部にエストラマが入っていて、それが圧縮伸張する事で路面からの衝撃を柔らげるという構造になっています。実際にハブが動いている所はPantourのサイトで見る事ができます。

Pantour Suspention Hub animation gif
Pantourのサイトより転載

 僕が購入したのはDeliteというモデルでエストラマの稼働域(travel)は最大12mmとなっています。しかしBromptonでは物理的な理由で、稼働域が最大になる設定にするとこのハブ(を付けたホイール)を装着する事ができません。稼働域(というよりも実際には稼働方向)は5段階に調整できます。僕は2段階目(4段階目?)に設定していますが、これもちょっとした工夫が必要でした。Bici Terminiさんから送られてきた時は3段階目(中央の位置、ここだと稼働域が1番短くなる)に設定されていました。  さて、次の画像を見て下さい。

Brompton front fork

 通常、自転車のフロントフォーク付近は上の画像のような位置関係になっています。ここで重要なのはフロントフォークのエンドとリムのセンタが重なっている事です。重ねて言いますが、普通はリムの中央とハブの中央、そしてフロントエンドは全て重なります。しかしPantourのSuspentionハブを装着すると次の画像のようになります。

Brompton front fork

 これを見るとリムの中央(且つハブの中央)とフロントエンドが離れています。何故ならばPantourのハブでは、このエンドとリム中央の距離がエストラマの稼働域を確保するために必要だからです。
 次の画像は通常のフロントとPantourのハブを使った場合のフロントを重ねた画像です(フォークのエンドが同じ位置になるように重ねてあります)。

Brompton front fork

 このようにPantourのハブを装着すると、フォークに対してホイール全体が前斜め下に出っ張ります(フォークから遠ざかっています)。さて、このようにホイール位置が変更されるとどうなるでしょうか?

 そうです。ブレーキアーチとホイールの位置関係が問題になります。Bromptonで採用されているサイドプルブレーキは、その構造上フォークに固定されています。従って、ホイールがフォークから遠ざかった場合、ブレーキがリムに届かなくなる可能性があります。実際はリムに届かなくなるほど遠くにはなりませんが、リムがフォークから離れる方向に移動した結果、ブレーキのパッドがリムではなくタイヤに当たってしまう事になります。この問題があるため『稼働域が最大になる設定するとBromptonに装着できない』わけです。
 実際に、いろいろ弄ってみましたが何も加工しない状態では3段階目が精一杯でした。2段階目(4段階目?)にするとブレーキのパッドを可能な限り下げても、正面から見て左側のパッドの上端が僅かにタイヤに触れてしまいます。パッドのリムに当たる面を少しだけ下方向に傾斜させれば、パッド上端がタイヤに擦れるのを回避できそうだったので、パッドのネジ穴側をヤスリで削って傾斜を付ける事で何とか2段階目(4段階目?)にして装着する事に成功しました。

 ブレーキ以外にも問題があります。Bromptonはリアキャリア付きのモデルで、リアのコロコロをEazy Wheelなりインラインスケートのホイールなり、大きな径のものに変更していれば、折りたたんだ時に前輪が接地せずに済みます(その状態で転がしても前輪が地面を擦る事がありません)。
 しかし、このハブを装着するとフォークから下方向にタイヤが出っ張るのです。僕はリアキャリア付きでEazy Wheelにしていますが、この出っ張り分があるために折りたたんだ状態で前輪が接地するようになってしまいました(これについては既に解決案を考えてありますが、まだ実行していません)。

 さて、これだけ問題のあるPantour Suspention Hub Deliteですが、どれだけの効果があるかと言うと……極めて微妙です。乗ってすぐに感じられるようなものではありません。僕はMoultonには乗った事がありませんが『Moultonのようなシルキィライドになるぜ』というのはやや過剰な評価だと思います。
 ただ50kmくらいの距離を走るとエストラマの恩恵を感じる事ができます。フロントからの衝撃を受ける、手首や肩の疲労が少ないですね。僕は標準のMハンドルではなく、それよりも5cm程度低いハンドルに換えているので、やや前傾の乗車姿勢になっているのでより強く恩恵を感じているかもしれません。
 多分、エストラマの恩恵よりもベアリングのスムーズさの方が明確に感じる利点なのではないかと思います。Brompton標準のフロントハブのベアリングはかなり酷いものですし。

 このハブがお勧めか、と問われると

  • 多少の重量増が気にならず
  • この円高ドル安の中で海外通販で購入する英語能力か気合があり
  • 変わったものが好き

な人になら勧められる、という所でしょうか。

 さて長々と続きましたが、これにてファーストインプレッションを終わります。多少書き残した所もあるので、追加する事もあるかもしれませんが……。

posted by Dead Poet at 10:44| Comment(10) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Brompton M5R その3

 その2に続いて5速化以外の改造部位に対するインプレッションです。その部位とは以下の5つになります。

  • BB
  • ヘッド
  • ブレーキワイヤ
  • リム
  • フロントハブ

 改造が完了したBromptonに乗って、最初に明確な違いを意識したのはボトムブラケット(BB)です。変更後のBBはタンゲのLN7922という3500円程度の比較的安価なものですが、最初から付いていたBBと比べなんと品質の良いことか! まず回転が非常に滑らかです。日本に住む自転車乗りは、日本のベアリング製造技術が世界でもトップレベルにある事に感謝するべきでしょう。
 もう1つの違いは剛性ですね。Bromptonオリジナルの状態で乗っていた時、特にBBがヤワだと感じはしなかったのですが、良いものに換えてみると違いは明白です。ガシガシと力を込めて踏んだ時には剛性のありがたさを感じます。このBBの換装は安いですし、とてもお勧めです。

 やり過ぎ感溢れるヘッドパーツのCHRIS KINGへの換装――CHRIS KINGのヘッドパーツというのは世界でも最高峰のものの1つで、ツールに出る選手が使うような代物です――ですが、これも剛性のアップとベアリングの滑らかさがハッキリとアップしました。あとガタが無いですね。元々付いていたヘッドパーツは、坂を上がったりする時に背筋に力を入れてグイグイとハンドルを引くと微妙がガタついたのですが、CHRIS KINGでは当然そんな事はありません。
 鋭角にハンドルを回した時なんかは、滑らかさに克明な違いが表われます。

 ブレーキワイヤは、ワイヤとしては高価な部類に入るUNEX製のものに換えたのですが、ブレーキの引きがかなり軽くなりました。それまではシマノのXTRのワイヤだったのですが、これは結構しなやかで使っているとかなり伸びてしまうのですが、UNEXのものは余り伸びませんね。従って調整が楽です。

 リムは前後共にSUN RIMSのCR18に換えました。オリジナルのシングルウォールのリムに比べて、こちらはダブルウォールなのでこれも剛性アップです。
 リムの剛性アップはメリットとデメリットがあります。
 メリットは、漕いだ力がよりロスが少なく地面に伝わる事です。デメリットはこれとトレードオフなのですが、地面からの突き上げが乗っている人間により激しく伝わるという事です。
 Bromptonの場合、リアに関してはエストラマがあるので後からの突き上げは然程気にならないかと思います。しかしフロント側は、普通の大きさの車輪を持つ自転車に比べてフォークが短くフォークの撓みも浅い分、深刻です。これを解決するのがPantourのSuspention Hubです。

 長くなったので分けます。

posted by Dead Poet at 10:14| Comment(11) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月01日

Brompton M5R その2

 Bromptonを5速化して1ヶ月余り、ようやく改造後の走行距離が500kmを超えました。というわけでファーストインプレッション。

 まず肝心のSturmey Archer S5の5段内装ハブについて。フロントが50Tでリアが15Tという設定なのですが、これだと都内を走る限り2、3、4速がメインになります。2速は停止からの発進やちょっとした坂、3速が車歩一体の人通りの多い道(商店街とか)、4速が車道の巡行用という感じで使い分けています。3速だと15,6km/h、4速だと22,3km/hで走る感じです。

 変速はSRF3と比べると若干鈍いかもしれません。SRF3だとトルクがかかっていてもローに落せるのですが、S5はトルクを減じないと落ちてくれない時があります。また、変速のワイヤの調整は当然SRF3よりシビアです。ワイヤの初期伸び調整が終わるまでは、いろいろと面倒でした(SRF3と同じくトップノーマルなので、ワイヤが伸びるとローに落ちずらくなります)。初期伸びについてはインジゲータチェーンで十分に対応できるレベルなので、特別な工具は必要ありません。

 改造前と改造後の重量差は計っていないのですが、輪行して持ち運んでいる分には差して重くなったとは感じません。ただハブだけでも180g重くなっているので、リムのダブルウォール化、スポーク数の増大(スポークは1本3g程度で28から36本に増えている)と合わせると300g以上は重くなっているのではないかと思います。

 ハブの5速化に伴なって当然ですがシフトレバーも変更しています。今回、5速化に当って使ったレバーはSturmey Archer製のものですが、Bromptonお手製の3速レバーよりは動きがしっかりしています。もしかすると握力の弱い人には、動きが硬いと感じるレバーかもしれません。稼働域も広くなっているので手の小さい人には辛そうです。

 とりあえずは、5速化周辺についてだけ。フロントハブやリム、BB、ヘッドパーツなどその他の改造点については次回へ続きます。

posted by Dead Poet at 11:37| Comment(5) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月18日

タイヤ交換

 Bromptonのタイヤを前後共に、シュワルベのマラソンに換えました。さすがに4700km走ったらグリップ力が低下しましたね。

posted by Dead Poet at 07:51| Comment(4) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月31日

Brompton Touring Pannier, and etc

 Brompton用のCross Cloth Pannier Bagを持っているのにTouring Pannierを買った。ポンドが安かったからやった、今では後悔していない。

 僕がBromptonを買った頃のポンドは、1ポンド=220円程度でしたが今では120円台にまで落ちています。ツーリングパニアも日本価格だとフレーム無しで14000円程度ですが、ポンド立てなら49ポンドです。僕は1ポンド126円くらいで決済したので、だいたい6000円でしょうか。安すぎです。あとやはり日本価格だと高くて買う気にならなかった、シートポストエンドキャップも買ってしまいました。これは日本価格だと3000円弱ですが、ポンドなら7ポンド10シリングでしかありません。1000円未満ですね。

追記

 今回Touring PannierはUKにあるSJS Cyclesというところで購入しました。明細は以下の通りです。

  • Brompton Touring Pannier Bag Only, £49
  • Brompton Eazy Wheel Bung Assembly(*1), £7.10
  • Brompton Axle Fastenings for Front Dyno-hub(*2), £14.70
  • Delivery cost, £35
  • VAT, £0

*1: シートピラーエンドキャップのこと。
*2: SUNハブダイナモ用のフロントハブシャフト。PantourのSuspention Hubにも使える。

 合計£95.80です。決済した時の円ポンドのレートが127円程度だったので、1万2000円くらいですね。

posted by Dead Poet at 10:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。